近年、大きな花火大会が減少又は縮小していく傾向の中、遠州地方では町内での納涼祭や夏祭りでの花火の打上げは根強く続いています。また結婚式、文化祭など少量ですが、花火の打上げをやってみたいと考えている方が増えてきました。そこで、花火を打上げるために必要な準備や知識を簡単に紹介していきます。
打上場所の確保
花火を打上げるためにまず取り掛かる事が、打上場所を探すことです。打上場所は広大な敷地が必要です。そのため自分の敷地がなければ、田んぼや畑の地主から使用の承諾をもらい、花火の打上に使わせてもらったり、公園や河川敷の管理者から許可をもらい、打上場所を確保したりします。花火の種類によって必要な広さが違います。
予算による花火の種類の選定
次にどのような花火を上げるかです。花火の種類はとても多いので、ここでは代表的なものを紹介します。まず一番代表的な夜の『打上花火』があります。打上花火は大きさにより値段が異なります。最も多く消費される3号サイズなら相場は4,000円前後です。小さなサイズですが、上空約120mの高さで直径50mの球状の花火が開きます。大きな10号サイズなら相場5万円程で、高さ約330m地点まで打ち上がり直径約300mの大きさに開きます。
また打上花火は昼にも打上げをします。これは運動会やお祭の合図に使われる音の花火で、3号サイズで3,500円程です。
この他に、文字や絵などの『枠仕掛』にナイアガラの『滝』や『乱玉』、『火車』などの仕掛花火があります。また、雄々しい手筒花火など色々あります。 (
手筒花火についてはコチラ
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打上許可・届出などの手続き
少量の花火打上げの場合は届出書を、たくさんの花火を打上げする場合は許可申請書を消防署に提出しなければなりません。許可申請は書類も複雑であり、手数料も掛かります。届出書なら打上る1週間前までに、許可申請書ならば4週間前までに提出しなければなりません。 (
届出(少量打上げ)の範囲
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申請書関連
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